赤城神社に言ってきたので、境内の様子をお伝えします。
赤城神社は歴史がありながらも、現代にフィットしている
400年以上の歴史を持つ神社。綺麗な社になる前はトラブル続き!?
公式サイトの説明によると、正安2年(1300年))、後伏見天皇の時代に、群馬県赤城山付近の大胡の豪族・大胡彦太郎重治が牛込に移住したことがきっかけだそうです。
群馬県の赤城山付近に鎮座している赤城神社の御分霊を、牛込早稲田の田島村(今の早稲田鶴巻町 元赤城神社の所在地)に祀ったのが始まりとのこと!
その後何度か場所が移り、現在の場所になったようです。
社殿についてもいろいろと歴史があります。簡単にまとめました。
- 江戸時代に火事で社殿が全焼
- 再建したものの昭和20年に戦災で焼ける
- 戦後の昭和23年から復興計画を立てる
- 昭和34年にようやく完成
- 「赤城神社再生プロジェクト」により平成22年、現在の社殿に!
「赤城神社再生プロジェクト」はかなり現代的な流れを意識した取り組みのようです。以下は、宮司さんのコメントです。
今の神楽坂の現況を見ると、観光的ご参拝が増えることで、新しい神社に価値を見出してくれるよう、他の宗教法人とは独立した立場をとらざるを得ないことが多くなりました。「あかぎカフェ」「あかぎ寄席」「あかぎマルシェ」はその工夫のひとつで、慌ただしい日常から「ヒトイキ」つける場所として定着しつつあります。
そして六十五年後には集合住宅を取り除き、再び境内の緑地を深い森として蘇らせ、静寂な御神域を守っていく息吹の長いプロジェクトです。是非ともあたたかく見守っていただきたいと考えます。
赤城神社 宮司 風山栄雄
引用:公式サイトより(http://www.akagi-jinja.jp/akagi/)
御祭神は磐筒雄命(いわつつおのみこと)
御祭神は下記のとおりです。
- 「磐筒雄命」 ( いわつつおのみこと )
「磐筒雄命」(いわつつおのみこと)は伊邪那岐命が火の神、迦具土神を御刀で倒されたときにお生まれになった神様で、
智、仁、勇のすぐれたお力をお持ちになり、
殖産興業、厄難消除、学問芸術の神又特に火防の神として高い御神徳を発揚せられます。
- 「赤城姫命」(あかぎひめのみこと)
一説に「赤城姫命」(あかぎひめのみこと)は大胡氏の息女ともいわれていて、
旧別当は天台宗東叡山寛永寺末、赤輝山円明院当覚寺(江戸名所図会には東覚寺と記載)で同寺の本地仏は乗馬姿の地蔵尊でありました。引用:公式HPより(http://www.akagi-jinja.jp/akagi/pedigree/)
「いわつつおのみこと」について補足します。公式HPにはだいぶオブラートに包まれた内容が書かれていますが、
『古事記』の記載によると
「いわつつおのみこと」とは…イザナギが、妻のイザナミの死因となった火神・カグツチの首を剣で斬ったとき、その剣の先についた血が化生して生まれた神です。血が岩について、その岩についた血から「いわつつおのみこと」が生まれた…と。
御朱印は300円を奉納。御朱印帳は3種類あり各1000円
御朱印帳を持っている人は、お願いしたいページ?を開いて社務所でお願いすればOKです。社務所が開いている時間は9時〜17時です。
番号札がもらえるので、それを持って、できるまで待っている感じです。御朱印をいただく際に、同時に300円を納めます。
ちなみに赤城神社でいただける御朱印帳は下記の3種類です。全て1000円。
ちょうど私が御朱印をいただくころ、3人組の女性がおり、一人が真ん中の「市松梅」の御朱印をゲットしていました。
「これ持って鹿児島行く〜!」と言っていたので、近々旅行でもあるのでしょう。
愛着がわく御朱印帳を持っていると、テンションあがりますからね。
授与品は「水引ブレスレット守」が女性に人気!赤城神社限定のお守りもあり
そのほか、目をひく授与品がたくさんあります。
「赤城姫命 水引ブレスレット守」は有名ですね。
水引でできたブレスレット状の「良縁成就」のお守りです。干支ごとに12色展開されています。
案内板には
想いを込めて腕に結び、自然に解けたとき、
想いは叶うでしょう。
と書かれていました。
赤城神社には、ゲゲゲの鬼太郎の映画やアニメのヒット祈願をしに、水木しげるさんが訪れたこともあるそうです。
おみくじは3種類ありました。
赤城神社のいいところ
さて、赤城神社について概要はわかりましたが、他にも特筆すべき魅力ポイントがあります。
それが以下のふたつ!
夜でも参拝可能!24時間開門している
ふと
って思うときありますよね!…ね。
そういうときに行けるところが、この赤城神社です。「神田明神」以外にも、24時間参拝できるところがあったんです。
引用:公式サイトより(http://www.akagi-jinja.jp/faq/)
昼間の明るくクリーンな社殿もいいですが
暗くなって明かりが灯された社殿はなかなか趣があります。
参拝だけじゃない。「あかぎカフェ」でランチもお茶もできる
赤城神社の境内には「あかぎカフェ」なるスペースがあります。
日曜の夕方に訪れたのですが、ほぼほぼ女性グループでごった返していました。ベビーカーを押した女性も入店していました。
参拝におとずれたころはほぼ満席でしたが、御朱印をいただいたり境内をのんびり歩いたりしているうちに、3、4席くらい急に空いたので、タイミング大事です!
ランチメニューや、カフェメニューもあります。
ただここのトピックは長くなるので、別で記事上げました。
→東京・神楽坂の赤城神社にある「あかぎカフェ」はママ友にもカップルにも人気だった
赤城神社へのアクセス
さて、アクセスを下記に載せておきます!
〒162-0817 新宿区赤城元町1-10
TEL:03-3260-5071 / FAX:03-3260-3522電車
地下鉄東京メトロ
東西線「神楽坂駅」下車
飯田橋よりの「出口1 神楽坂口」から徒歩1分都営地下鉄
大江戸線「牛込神楽坂駅」下車
「出口A3」から徒歩8分引用:公式サイトより(http://www.akagi-jinja.jp/access/)
夜、ふとどこかをふらつきたくなった際はぜひ訪れてみてください。
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