新入社員のみなさま、そして新たなジャンルで活躍しているみなさまに向けた記事を書きます。
まだあなたがそこまで経験や知識がないながらも、舵を切ってプロジェクトを進めていかなければならないときに役立つ行動をご紹介しようと思います。
これは、私がこれまでもしてきたことですし、今も新たな部署で意識していることです。
それでは行ってみましょう
経験や知識がない中で仕事を進めるときにやるべきこと
そのシステムや業界の原理・原則を勉強する
これからその分野や業界で頑張っていきたい場合、土台となる知識を蓄えておくことは大事です。
「なんとなく」という感覚でやっていると、その仕事を部下に教えることもできない。
しかも、成功した時、失敗した時に原因がわからない状況にも陥ります。「よくわからないけど、なんとなくやってたらうまくいった」「なんでか知らないけど最近業績が落ちた」となったら、ビジネスとして結構終わってますよね。
だから、まずはその業界のお金の流れがどうなっているのかを知ることが大事です。
出版社に居た時の私は、印刷費や紙代なども計算しながら本を作る試算を作っていたし、編集者として基礎を身につけるためにそういう学校にも通っていました。
会社でわざわざ基礎を教えずに実戦で「なんとなくやらせる」空気感のところってすごく多いと思います。そういう時は、自分で基礎を学べる場所に行ってみるといいのかもしれません。
このおかげで「編集者は紙面の質を高める」という意識だけを持つことなくな、お金の流れを意識したビジネスを考えられるようになりました。
調べてもわからないことは聞く
会議や話の中で、わからないことってありますよね。
それをその場で聞けたらいいですけど、会議の流れをいちいち遮るのは申し訳ない。
しかも、聞くたびに相手の時間を奪ってしまうわけです。
だから、私は「調べてわかることは調べる」をモットーにしています。
ただ、調べるのに時間がかかり、理解が大変なものだけど、人に聞けば一言で終わりそうなものは聞くようにしています。
あとは、調べてもわからないことは聞く。
これを知ったかぶりしているとどうなるかというと…「わからない」が言えないから話を「わかっているフリ」で聞き続けることになり、そのまま会議が進んでしまいます。
すると、わからないままプロジェクトを進めることになり、「あの意味ってなんだったんだ?」と混乱。よくわかっていない人がプロジェクトを回すということは、いい結果が得られにくいです。
そして、より細かくプロジェクトを詰めないといけなくなった時に「こいつ、わかってないな」と相手にすぐ気付かれますし、その結果「こいつ、仕事できないな」と思われます。
負のループです。
わからないことがあってもその場は乗り越えられる。
けど、苦しさが何倍にもなって自分に跳ね返ってくるので、堂々と「わからないんですけど、それってどういう意味ですか?」と聞いてみるのがポイントだと思います。
そのジャンルのプロ・トップの情報を追う
そのジャンルのプロ・トップの情報を追うのがなぜいいのかというと、いろんな細かいことをすっ飛ばして、ものごとの核心を知ることができるからです。
そして、そのジャンルの濃いエッセンスを吸収できるのもメリットですね。
今、私はBtoBマーケティングの世界に飛び込んでいるところなので
web制作会社ベイジの代表であり、マーケティング会社ナイルの顧問でもあるsogitaniさんのTwitterを見たり
MTG中のデザイナーの姿勢。自分の担当外のことが話し合われてる時、他人事と捉えてぼーっとしたり内職したりする人と、自分が話し手の立場ならどう考えてどう答えるかと、常に自分事で臨んでる人とでは、知識量、思考力、洞察力、スキルの汎用性などに大きな差が出てくると思いますよ。
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) June 12, 2019
株式会社才流の秋山さんのTwitterやnoteを見たりしています。
競合が潜在層、準顕在層向けのマーケティング施策に取り組み、自社が顕在層向けの施策しかやっていない場合、そもそも自社を検討に乗せてもらえず、競合他社に商談・案件が流れてしまう可能性がある。
市場全体で見込み顧客がどのように動いているのかを把握するのが大切。 pic.twitter.com/eL03pwmXKs
— 栗原 康太 | BtoBマーケティング支援 (@kotakurihara) June 11, 2019
彼らの情報を吸収していたおかげで、マーケの大枠を知られたと思います。
おかげで、暗闇で手探りのまま突っ走るような無茶な仕事の進め方はしていないような気がします。
彼らの知識のおかげで、会議でも先輩方に意見を堂々ということができました。
自分の意見を信頼付ける意見やデータをもとに説得する
しかし、知識を増やして自分なりの意見が出たからといって、そのジャンルの初心者の声に耳を傾けてくれる人なんて少ないんですよね。
だから、そういうときこそ、そのジャンルのトップの意見や、信頼感のある企業が出したデータを参照しながら説得することが大切だと思います。
実際にわたしは、先ほど紹介した「株式会社才流」の栗原さんのnoteを、自分の意見を後押しするために会議で紹介したところ、あっという間に話が進みました。
自分の意見を後押しするためにこのnoteを会社のMTGで共有したら、トントン拍子で話が進んだ🦅!
BtoB企業は、オウンド「メディア」より「インデックス型コンテンツ」がおすすめ|栗原康太 @kotakurihara https://t.co/RQU7p06Gwv
— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) June 10, 2019
実力のある人が、説得力のある意見をTwitterやnoteで公開してくれているこの現代。感謝です。
自分の意見や考えをうまく通すための説得材料を準備することは、かなりおすすめです。
意外とすぐ見つかるので、みなさんも大事な会議の前にぜひ探してみてくださいね!
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