東京っていいな~。テレビで紹介されたスポットにすぐ行けるし、なんかおしゃれだし楽しそう
地方に住んでいる人のなかで、そう思っている人は多いはずです。私もそう思っていたのでものすごく共感できます。
でも、東京は怖いって親も言うし、お金もかかるらしい。知り合いもいないから不安
…それもちょっとわかります。
今回は、そういう風に
- 東京に出たいけどなんとなく不安
- 東京の暮らしってどうなの?安全?
- お金はかかる?
- やっぱり田舎より楽しい?
と疑問を持ったり、モヤモヤしたりしている人に向けて、茨城県の田舎で育った私が「上京」のリアルをお話します。
親に「東京は危ない!」と上京を断固反対されている人にとっても、それを突破できる手助けができればと思います。
田舎育ち具合をアナウンスします
念のため私がどのくらい田舎で育ったのかを先にお伝えしておきますね。
- 周りは田んぼ
- 夏の夜はカエルの大合唱
- 母屋と納屋は基本
- 車は一人一台
- 最寄りの駅までは車で20分
- 電車は1時間に1本。2本あればいい方
- バス停までは徒歩10~15分
- バスは2時間に1本くらい
- 服を買いに行くショッピングモールは車で40分~50分
私が育ったところは上記のようなところです。
3年ほど前、実家から徒歩15分くらいのところにコンビニができた際、開店日に行列ができていたことも印象に残っています。
セブンイレブンなんでどこにでもあるのに、なぜ?という感覚でした 笑
というわけで、田舎度がまぁまぁ高い田舎に住んでいたことを分かっていただけたかと思います。
帰省した時に撮った写真も、参考程度に何枚か貼っておきますね。


上京への不安や疑問、思い込みを体験談から答えてみる
では本題。
多くの人が上京する前に抱いていた不安や疑問について、私が上京してみて分かる範囲で回答してみようと思います。
【不安】東京は怖いところ
上京に賛成しない親が特に言いそうな言葉です。というか、実際に(親ではないけれど)、私の近所の人とかから聞いたことのある言葉ですね。
これは恐らく
「犯罪などのリスクが高い」「治安がよくない」という意味が込められているのでしょう。
試しに犯罪についての正式なデータを見てみます!その後、私が生活してみて感じたことをお話しますね。
国が発表している犯罪統計資料(平成31年1~3月分)によると、刑法犯の認知件数は
- 東京都:24,268件
- 大阪府:19,572件
- 神奈川県:9,379件
- 福岡県:8,031件
いくつか地方のデータも見てみると…
- 山形県:658件
- 茨城県:4,987件
- 静岡県:4,179件
- 石川県:868件
- 奈良県:1,514件
- 広島県:3,099件
- 香川県:1,242件
- 沖縄県:1,501件
となっています。
では、犯罪件数を人口で割って、単純計算的に「犯罪に合う確率」を求めてみたところ…
- 東京都…24,268件÷13,857,443人(参考:東京都)=0.17%
- 大阪府…19,572件÷8,817,436人(参考:大阪府)=0.22%
- 山形県…658件÷1,085,401人(参考:山形県)=0.06%
- 茨城県…4,987件÷2,892,136人(参考:茨城県)=0.17%
- 静岡県…4,179件÷3,700,305人(参考:静岡県)=0.11%
- 香川県…1,242件÷3,649,894人(参考:香川県)=0.03%
となりました。東京や大阪に離れるほど確率が低くなるという説はありますが、本当に各地域によってバラバラですね。
とはいえ…どれも1%にすら満たないわけですので、どんぐりの背比べみたいなものだと思います。
私の地元・茨城は東京の犯罪率と同じ0.17%なので「東京は犯罪が多い」と犯罪件数的には言えても、確率的には大差ないと言えるわけです。
で、実際に暮らしてみて感じたこと、体験したことは
- たしかに、街中で救急車やパトカーを見る頻度は多い
- 歌舞伎町、錦糸町などはなんとなく独特の空気だけれど、逆に「こいつはこの街の人じゃないな」と認識されると全く見向きもされない(いわゆる真面目系はなんの勧誘もされない)
- 自分がストーキングされそうになったことは4年間で2回くらいある
- 「あの人怪しそう」と思ったら、単純に酩酊しているだけだった人はものすごく多い
- そもそも東京在住の人は地方出身者だらけ、良い人多い
といったところでしょうか。
もちろん自分として以下のような行動をしてリスク回避しています。
- 帰宅するときはキョロキョロして警戒している素振りを見せながら早歩きで帰る
- 「こいつチョロそう」と思われないように背筋を伸ばして歩く
- 酔ってもデロデロのまま帰らない。いったん落ち着いてから帰る
ひとりでは歩けないくらいによろよろしていると「介抱するフリする男性」とかがいるようなので、自分でも気をつければ(ある程度は)犯罪が防げると思っています。
【思い込み】夜道は危ない
「夜道は危ない」というのはどこも共通ではないでしょうか。
たしかに帰り道、駅を出た目の前にある信号待ちから、私をチラチラ見ながら斜め後ろをずっと歩いてくるサラリーマンに遭ったことはありましたが、茨城に住んでいた時だってそんなことはありました。
田舎にいたころから気を付けていたので、引き続き同じような気持ちで気を付けて生きています。
そしてむしろ、私は東京の道の方が安心感あります。
田舎はとにかく暗くて人がいない「シーンとしている恐怖感」や「歩道がなくて、飛ばしてくる車に轢かれるんじゃないか的な不安」がありますが、東京は明るいし人が常にその辺にいるので、私は安心感をおぼえています。
【不安】東京での生活はお金がかかる
めっちゃ言われましたね~。
上京のきっかけ、私は転職だったんですけど…大学の4年間だけ東京に住んでいた先輩に「お金貯まんないよ~」ってすごく言われました。
って思ってたんですけど…たしかに外食が増えたり、最初のころは友達が少なかったので一緒に遊んだりする人もおらず暇つぶしに駅ビルをふらふらして買い物をしてしまったりしてましたね。
東京の生活でお金がかかる要素はいくつかあります。
1.家賃
地元ではバス・トイレ別、収納アリ、フローリング6~7畳のマンション・アパートが3万くらいで住めたのに、東京だったら平気で7万くらいします。もっと狭くて3点ユニットバスぐらいになると、場所を選ばなければ東京23区内で6万円台もあるにはあります。
でも、共用スペースが清潔じゃなかったり、駅から遠かったりします。
セキュリティも考えるとなると、安くて7万円くらいじゃないでしょうか。
2、食費
自炊する!といっても、そもそも野菜などの値段が地元より高かったです(私の場合)。
みたいな、まぁたかが100円なんですけど、スーパーで食材を見るたびに「まじか…」と驚いてました。
地元ではいつも「一回の買い物につき1,000円以内」って決めて切り詰めていたので、「このくらい買うと1,000円いかない」っていうのを感覚で分かっていたんですけど…東京では通用しませんでした。
1,000円くらいかな~ってくらいの食材をレジに持っていくと、だいたい1,600円くらいになってましたね。
また、外食も地元のレストランでは800円くらいのものがこっちでは1,100円ぐらいする。「こんなんで1,000円オーバー?」と感じる庶民でした。
3、交際費
友達と遊びに行く、友達とご飯を食べる。
ランチ食べてどこかで遊んでディナーも…となると、1万円~2万円くらいは平気でかかると思います。
やっぱり、遊びに行くところは多いし、外食の料金も地元よりは高いので、気づくと財布が寂しいことになっています。
地元にいた時はお酒を飲むのも月に1回あるかないかだったのが、電車で帰ればいい生活に変わって自然と頻度が増えました。
そして、東京都内に住んでいるとなると「すぐ会える」感覚が生まれるから、来週会おう!みたいに割となりあすいんですよね。人と会う回数も増えて、出費がかさむ傾向にはあると思います。
ただ、これらの原因は、私がちゃんと家計簿とかをつけていないからですね。地元にいた時はつけていたのできっちりしていたんですけど、東京に出てからタガがはずれました。
だから、家計簿的な記録をしていれば出費は意識して減らせると思います。
【不安】上京した時にどこに住めばいいか分からない
上京するときって、
- 安全な街
- 安いところ
という要素を大事にしたいと思うんです。
では、どこに住めばいいのかというと、そんなの好みです。
安さ重視なら荒川区、北区、足立区、葛飾区、江戸川区、板橋区、杉並区あたりでしょうか。この辺だと、安さと建物のクオリティの高さをある程度は担保できるんじゃないかと思います。
もちろん通勤時間や通学時間を考えたら、その場所に近い方がいいかもしれません。あとは、最寄り駅の路線を見て決めるのもおすすめ。通勤ラッシュを避けてチョイスしたい人は特に。
以下の路線についてならリアルな情報をお伝えできます。
1、日比谷線(中目黒方面)
7時半~8時台あたりはぎゅうぎゅう。鞄を持っていなくても鞄が落ちないレベル。逆に9時近くになってくると空いてくる。座れることはめったにないけれど、隣の人とやや腕が当たるくらいの余裕。逆に帰宅の時間帯(夜)は余裕で座れる。
2、日比谷線(上野・北千住方面)
8時台も9時台も、反対方面の電車が気の毒になるくらい余裕で座れる。逆に帰宅の時間帯(夜)は激混みになる。
3、都営大江戸線(新宿方面)
9時台は座れる。神楽坂近辺でぽつぽつ降りるのでいい感じに余裕が増えてくる。
4、総武線(代々木、新宿方面)
8時台は激混み。両国~御茶ノ水までは安定の圧迫感。9時台もまだ混んでいる。余裕でぎゅうぎゅう。御茶ノ水を過ぎると中央線に乗り換える人が降りるのでまぁまぁパーソナルスペースが確保される
5、中央線(新宿、三鷹方面)
8時台は、まぁまぁパーソナルスペースが確保される感じ。9時台は、総武線ののりかえからダッシュで滑り込むと座れるくらい空いている。
【疑問】東京で家賃が安いところはどこ?
先ほど話した通り、
- 荒川区
- 北区
- 足立区
- 葛飾区
- 江戸川区
- 板橋区
- 杉並区
あたりは比較的安めです。安めといっても地元と比べたらもちろん高いですよ!
SUUMOとかHOME’Sとかで調べてみてください。
【不安】東京で友達ができるか分からない
東京にそんなに友達がいないと辛いですよね!
私も最初は地元の友達で、上京している人(3人くらい)しか知り合いがいませんでした。
上京したての時は、なぜかみんな「引っ越し落ち着いたら遊ぼうね」って気を遣ってくれて
…そこで
とか言えずに過ごしていたので(笑)めちゃくちゃ寂しい思いをしていましたよ。
夜、仕事終わりと思われる同世代っぽい女性に駅のホームで話しかけたいくらいには寂しかったです。不審者だと思われる気がしたのでやりませんでしたが 笑。
そして、やることがなくてひとりで買い物に出かけるぐらいしか最初はしていなかったので、もちろん急に友達ができることはありませんでした 笑。
だから、仕事のつながりで交友関係を増やしたり、自分でイベントに参加して色んな人と話したりして少しずつ友達ができていった感じです。
東京という場所は関係なく、自分で行動しないことには友達はできないと言えそうです!
【不安】ホームシックになりそう
ホームシックかぁ。ちょっとありますね。
そもそも一人暮らしが初めてなら、ぜったいにホームシックになるでしょうね。私はすでに5年間くらい一人暮らしをしていたので「家族が恋しい」みたいなのはありませんでしたが。
うお~自然が少なすぎる~!自然に触れあいたい~!
みたいになることはありました。
あ、甥っ子に頻繁に会えなくなった寂しさだけは確かにありましたよ!

会いたい気持ちが高まりすぎたときは姉に「写真送って!」って頼んで、癒しをもらっていた記憶があります。
最初のころは、やはり友達も少ないから…こういう風にネガティブな考えをしちゃうんですよね。やることなくて。
あと、東京のキラキラした憧れを持って出てきたのに、なんにもそれっぽい生活を送っていない自分にも失望するんです。
でも、1年、2年と経っていくとどんどん楽しくなっていくので焦らないでください。
寂しかったらYouTube見て笑いましょう。
これ、ep.6まであるシリーズもので…アホっぽいからおすすめですよ(褒め言葉)
【不安】都会の生活に慣れるのか謎
「都会の生活」ってすごく抽象的ですが、文化や街に慣れるかどうかということでしょうか。
ぶっちゃけ、都会に憧れて出てきたわけですから、なんなら
- カフェがたくさんあってわくわくするなぁ
- かわいい服いっぱいある
などと、楽しい気持ちで過ごせると思いますよ。
ただ、私が東京に来てから、これまでの生活と変わったこと、ちょっとびっくりしたことはいくつかあります。
1、指定のごみ袋がないこと
東京都内全てかはわかりませんが、指定のごみ袋がありません。
地元では、燃えるごみは緑、ビン・缶は黄色、ペットボトルは青の「指定のごみ袋」が売られているんです。それ以外の袋で出すなんて考えられません。
だから東京で「ごみ袋」を買いに行ったときに衝撃を受けました。
規定としては透明若しくは半透明な袋にごみを入れて出せばいいだけのよう。燃えるゴミも燃えないゴミも袋に区別などありません。出す日が違うだけで袋は「透明か半透明」ならOKなのです。買い物した時のスーパーの袋でもOK。
かなり楽だからいいんですけど、びっくりしました。
2、水道水はやっぱりおいしくない
地元の水道水はごくごく飲めるけど、東京都の水道水は普通にまずかったです。うがいするために口に含むのでも「まず~」ってなってました。
だから、お米を炊くときにも買ったお水を使います。水道水でといで、水道水で炊いてた生活が変わりました。
3、人が多くて時々疲れる
やっぱり、これまで自然に囲まれた野生児だった自分にとって、都会の生活は時として息苦しく感じました。
定期的に土のにおいがするところや、木々が風で揺れている様子を見ないと発狂しそうになります。こんなことも手伝って、自然と「神社」に惹かれるようになったのかもしれません。
もちろん公園もおすすめですけど、神社の方がひっそりとしていて落ち着くんですよね。

これから上京する人は、故郷のような自然を感じたくなったら神社に行って参道をゆっくりと歩いてリフレッシュしてみてください。
というわけで、長く暮らしていけばもちろん都会の生活には慣れる可能性がある。
けど、「自分が大事にしたいもの」を守れる暮らしは意識してみるといいと思います。
私が大事にしたいものは「自然とのかかわり」なので、神社で癒されているというわけです。
【不安】地元の友達に「上京して変わった」と思われたくない
上京した友達を見てきて
- あれ?**ちゃん、メイクすっごく濃くなったな
- なんか…**ちゃんマウンティングするようになったな
みたいなことを感じたことのある人はいませんか?
ちなみに、私はあります。だから自分はそういう風になりたくないと思ったものです。
だけど、やっぱ変わるんですよね〜。周りの環境って大きいし、自分も年齢を重ねていろんな経験をすると変わります。でも、これは東京に住んでいなくても変わると思います。
ただ、地元にいる人はそれを単に「東京に行ったからだ」と結びつけてしまうんだと思います。それを過去の自分もしていただけ。
【不安】転職先や就職先の仕事をちゃんとこなせる自信がない
上京をきっかけに家が変わる上に、仕事場も変わるのって(自分でそうしたことだけど)やっぱり心理的なストレスや不安が大きいです。
地元では「そこそこできる」って思っていた自分が、東京だと「底辺なやつ」になるんじゃないか?みたいな漠然とした不安があるかもしれません。
実際私は転職を期に上京したのですが、地元の会社で働いていた仕事内容がいかに楽だったか気づかされました。
東京で働き始めた会社は、地元で私が働いていた会社と比べて
- 仕事の「効率化」への意識が高い
- スピード感がはやい
- 休日も活動的にインプットをしている人が多い
- 現状に満足していない
- 偏見や固定概念がなく、多様性への理解を持ってる人が多い
という感じでした。
と気づいた記憶があります。
そして、会議での内容も雲泥の差です。ゆえに、地元のお花畑脳だった私は会議についていくだけでも大変でした。「みんな頭の回転早くない…?」と心のなかで自分に落胆していました。
だけど、わからないところは自分から聞いて、休日も会社での仕事に関連する講座に通い、少しずつ鍛えていくことができました。
もちろん働いているうちに仕事はできるようになるのかもしれない。けれど、自発的に学んだり吸収したりする姿勢を持っておくと、もっとスキルアップできると思います。
また「地元の生ぬるいところで生きていたくない!私はやりたいことがあるんだ」という人は燃えると思います。
とにかく、仕事についていけるかどうかは「東京の会社だから」に関係なく、自分で行動できるかによって変わります。
憧れていた生活は手に入るの?
これまでは疑問や不安に関して話してきました。
では逆に、田舎に住んでいた時に抱いていた「東京での理想の生活」を送れているのか、という点についても話してみようと思います。
話題のスポットやイベント、お店にすぐ行ける
テレビでやっている「激ウマラーメン店特集」「絶品スイーツ店特集」みたいなものって、基本的に東京の情報ですよね。
行きたいな〜って思っても、すぐには行けなかったところに…上京すればすぐ行ける!とワクワクする人は多いはずです。私もこのメリットはすごくいいと思って上京しました。
たしかに、気になっていたインフルエンサーさんがイベントを開催すると知ったら、すぐに「参加」ボタンを押して、仕事終わりにでも行くことができます。
↓
はい〜!書きました!#小さく始めるSNS発信術 レポ。
✔️Twitterは140字をフルで使うべし
✔️「私なんて」という考えは捨てよ
✔️ターゲットを明確にせよ
✔️有益性と書きたいことのバランスを保てよ私は「有益性&書きたいことのバランス」が特に改善の余地ありです😅https://t.co/8RHLNUKvMm
— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) February 14, 2019
浅草も数十分で行けてしまいます
↓
#WELL というカフェで酒を飲みながら作業しようと思ってたけど、けん玉のイベントみたいなのやってて入れませんでした。
他にいいカフェないかと思って探し歩いてたらうっかり到着してしまった…。16時までにはさすがに見つけねば!#浅草 pic.twitter.com/YUyGclBGNv
— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) February 17, 2019
満開の桜で賑わっている上野公園も、午後に起きて「どっか出かけようかな〜」と思い立てば行けます
↓
今日の上野もなかなかいい感じです。
駅前の、さくらテラスとヨドバシカメラの目の前にある三叉路?みたいなところ…渋谷かと思うくらいの人通りでした🌸#桜 #上野公園 pic.twitter.com/2UYJKabMk0— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) March 31, 2019
気になるイベントにもフラッと行けちゃう!
↓
午前中の記録!
朝はsoup stock TOKYO寄ってから、上野の東京都美術館へ。ここって激混みのイメージあったんですけど、#奇想の系譜展 は日曜11時半時点で待ち時間なし。13時半くらいの、帰るころも並んでませんでしたよ〜屏風絵が好きな人は特に行ってほしい😊 pic.twitter.com/B4I2aOAlZN
— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) March 17, 2019
でも、最大のデメリットがあります。それはまじで人でごった返している場合が多いということ。
- タピオカ店
- アイスクリーム店
- 電気ソーダのお店
とかも、人混みに慣れていない田舎ものの私にとっては「気になるけど、あんな行列に並んでまで手に入れなくていいや」と思わせるほどでした。
だから、その場所にはすぐ行けるけど、行列に並ぶことはほぼ必須。その条件を飲めるなら、本当に「東京楽しい!」って満喫できるはずです。
おしゃれや流行に敏感になれる
その時話題のモノや場所、コトについては、たしかにちょっと敏感になれるかもしれません。
なぜなら、先ほども話したように都内に住んでいる人同士はすぐに「会おう!」ってなりますから(そして交際費がかかる)、その時に「どこに行く?」とイベントやお店を調べるわけです。
また、電車のなか、駅のホーム、街のビルなど…至るところに広告がありますので、自然と宣伝を見て知ってしまう。
ミッドタウンの周りめっちゃ綺麗なのでいってみてください。#salondephoto pic.twitter.com/LdjZqgg4l7
— takumi YANO/矢野 拓実 (@takumiYANO_) December 12, 2018
#新北斎展 、昨日(土曜)の夕方17時のときはチケット購入に20分待ち、入場は10分待ちでした🕰
↑13時ぐらいだと60分待ちだったみたいです。@HOKUSAI_UPDATED で、随時待ち時間つぶやいてくれてるんですけど、行けるなら平日がいいと思いました✔️ pic.twitter.com/LOPg0gZHwV
— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) March 10, 2019
ただ、若者言葉やファッションについては、正直「そういう人たちと触れ合う生活を仕事場やプライベートでしているかどうか」によって流行を把握しているどうかも分かれます。
私はけっこうお堅いチームで働いているので「タピる」とかも知らずに生きてました。流行りのファッションもわかりません。
世界が広がる
世界が広がるかどうかは、結局自分次第なんですけど…いい意味で「簡単には知り合いに合わない世界」が東京じゃないですか。
だから、イベントにすぐ参加できる地の利を利用してバンバン外に出向くと、「初めましての人たち」にたくさん会えます。
これは、Twitterで存在を知ったマスオさんが開催してくださったイベントについての投稿です。
いつもコーヒー片手にやってる読書会をワイン片手にやりました。とても、とても楽しくて、酔って、酔いまくって、あまり言わない事も言ったように思います。来年も続けるよ🤘#ねんいちどくしょかい #月一読書会 pic.twitter.com/BAEp3rTgP6
— マスオ@大根 (@junmasuo) December 22, 2018
もともとマスオさんは月に一回読書会を開催しています。初めてその存在を知って詳細を調べたら、渋谷で毎月開催していることがわかったので、すぐに参加しました。
その流れでこのイベントにもついでに呼んでもらえたというわけです。
読書会で初めて知ったこの本も、私の視野を広げてくださいました。
月一読書会で出会ったこの本、じっくり読みたくなったのでkindleで買いました〜。
今夜は読みながらツイートするはず📝@InsideCHIKIRIN pic.twitter.com/YGUTSZ93zn— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) March 3, 2019
だから、なんども言っているけれど、自分次第です。
でも、東京は自分の世界を広げる機会やツールが多いとは思います。人口が多いから、そのぶんイベントも多いし、人口が多い分たくさんの人に触れて、たくさんの価値観に出会える。
これは素晴らしいことだと思います。
気軽にお酒を飲みに出かけられる
車社会の地元とは違って、私は電車移動が基本ですから…フラッとお酒を飲む機会も本当に増えました。
これは、1週間前くらいに急遽約束をして、ご飯食べながらだらだらお酒を飲んだ日の投稿です。
↓
※これはテロです🔥 pic.twitter.com/jX1ywfC1wT
— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) December 23, 2018
地元に帰っていた時に、「明日東京に戻るよ、久々に東京で飲みたい」と投稿したら…
↓
田舎は空が綺麗です。
でもそろそろ東京に帰って、雑多な街でお酒飲みたい🥃!
明日東京に戻ります😊 pic.twitter.com/tP7ZnecEya— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) January 2, 2019
なんと2日後に、この投稿を見た人から「新宿て飲もうよ」と誘ってもらえました。
夕方に「今夜飲めます?」って来て、「行けるよ!」と即返答です。
仕事さえ終わらせれば心配することはなにもありません 笑。
だから、友達が少しずつできてくれば、こういう生活も実現できる可能性があります!
まとめ:東京は田舎よりお金はかかるけど、自分次第で格段に世界が広がる
ということで、最初は上京に関する不安、疑問、思い込みについて見てきました。
そして、東京への「憧れ」に関する事実も最後に紹介しました。
つまりは、
- 東京はたしかにお金がかかる
- でも、世界が広がる機会やツールはかなり豊富
- 自分の人生を豊かにするのは「東京」じゃなく、自分の行動次第
ということです。東京は悪者でもなく、自分に魔法をかけてくれる特効薬でもありません。
とはいえ私も東京生活5年目くらいなので…まだまだなんですけどね 笑。
でも、同じ田舎に住んでいる人が「本当に知りたい、東京のリアル」を求めているのなら役に立てるかな、と思ったのでつらつらと書いてみました。
参考になったら嬉しいです。
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