将来への漠然とした不安はなぜこんなにも恐ろしいのか

まつもと
こんにちは!編集・ライターの松本紋芽(@Sta_iM)です

 

将来は、見えないからこそ不安。

だと思いませんか?

 

目の前の仕事や給料は冷静に受け止められるけれど、何十年も先を見据えたとたんにぼんやりとしてしまう。

 

でも、それって20代、30代の人は多くの割合が抱えている悩みなんだそうです。

アンケート結果:20代、30代が将来不安なこと

平成28(2016)年7月1日〜7月26日に調査された情報を参考に、同世代の20〜30代がどんな悩みを抱えているのか見ていきましょう。

日本生命保険相互会社(社長:筒井義信)は、「ずっともっとサービス」のサンクスマイルメニューのひとつとして、ホームページ(http://www.nissay.co.jp)内の「ご契約者さま専用サービス」にて、「将来への期待と不安」に関するアンケート調査を実施いたしました。

《調査概要》

  • 調査期間:平成28年7月1日(金)〜7月26日(火)
  • 実施方法:インターネット(PC・携帯電話モバイルサイト)による回答
  • 調査対象:「ずっともっとサービス」のサンクスマイルメニューアンケートへの訪問者
  • 回答者数:17,580名(男性:9,327名、女性:8,253名)

出典:ニッセイ インターネットアンケート 〜9月:「将来への期待と不安」について〜

 

そもそも、将来について不安を感じている人はどのくらいいるのかというと、この調査結果によると20代は74%、30代は79.9%でした。

将来への不安

出典:ニッセイ インターネットアンケート 〜9月:「将来への期待と不安」について〜

 

まつもと
下段の青が前年だから、不安に感じている人が増えたんだね

 

 

20代・30代が具体的にどんなことを不安に思っているのかというと…

結婚や収入の不安

出典:ニッセイ インターネットアンケート 〜9月:「将来への期待と不安」について〜

1位:自分の仕事(就職や転職)がうまくいくかどうか

アンケートの調査結果で一番多かったのは、仕事に関する不安です。

「将来に不安を感じる」という人のうち、20代は51.8%、30代は38.2%の人が「仕事」への不安を抱えている。

 

たしかに20代は

  • 新社会人ならではの、仕事の厳しさに悩み
  • 後輩ができて、自分のスキルに焦り
  • チームをまとめるようになり、苦しむ

わけです。そして30代は

  • 責任感がより増して
  • ストレスが高まり
  • 上司の働き方には「こうなりたい」とあまり思わない

といった状況に陥ることも。

 

「自分はこのままでいいんだろうか」って思うんでしょうね。

私も仕事については常に悩んでいます。

 

このままのスキルだけだったらたぶんいつか用なしになる。アップデートさせて、その時代に求められていることを実行できないといけない、という危機感が「不安」を募らせているのだと思います。

 

だけど、この不安を持っていなくて「今のままで大丈夫」だと思う人の方が、現実を見られていない気がしてしまうんですよね。だから「不安はない」なんて言えない。

2位:お金があるかどうか

次に多かった「不安」の要素はお金に関してです。20代は37.4%、30代は39.8%の人が、年金なども含めた「お金」への不安を抱えています。

 

お金は、仕事をして得られるわけですから、1位の「仕事」と密接に関係していますね。

仕事がうまくいっていなかったら給料も上がらない、そうすると「年金」だけでは生きていけないであろう60代のころ、貧しい思いをするかもしれない。

 

そして、もっと近い未来も

  • 彼女がいるけど、結婚したいけど…貯金がなさすぎて踏ん切りがつけられない
  • 子供を何人も養っていくほどお金がない

といったように「たった今でさえお金がない」という悩みを抱えているからこそ、このままだったらお金がないままの未来を作ってしまうという恐怖に怯えているんじゃないかと思います。

 

さらに、会社員だと「毎月必ずお金が入ってくる」と思われがちですが、そうとも限らない事実がどんどん世間に浸透していますから、「会社員だからって」「公務員だからって」安定しているわけではないことに気づいている人は多いです。

 

まつもと
この世にはどこにも「経済的な安定」なんてないんじゃないかとすら思えてきました

 

3位:病気をせず、健康でいられるかどうか

個人的には「結婚・恋愛」があ3位だと思っていたのですが、まさかの「健康」に関する項目がランクインしてきました。調査結果によると、20代は11.9%、30代は21.1%が「自分の健康や病気」について不安に思っているようです。

 

まつもと
しかも、40代・50代…と上がっていくにつれ、不安の数字が高まる!

 

10代や20代のころって、若さゆえの代謝などのおかげで「無理をしてもどうにかなる」わけです。

でも、20代後半になってくると…健康診断で少しずつよくない数値が出てきたり、なんとなく疲れやすくなってきたりする。

 

「年をとっていくと体が重いよ〜」とか言ってくるおじさんうっとうしいな…と思っていた人もいるでしょう。でも、そう思っていた人たちが、年齢を重ねるたびに感じる体の不調を自覚することで

「あのときのおじさんの言ってたことは本当だった…」と気づく。

 

と同時に「ということは、これからもっとしんどくなるのか」と未来をぼんやり考えてため息が出てしまうのだと思います。

 

将来が不安な理由

では、このように不安に感じてしまうそもそもの理由は何なのでしょうか?

不明確なことだから

将来は、見えないからこそ不安。

と最初に話したとおり、これはすべて「遠い未来だから、いまいち現実的な想像ができなくて得体の知れない存在になってしまう」ことが不安を作っているのだと思います。

得体が知れないものって怖いですよね。「あぶない!」という生命の危機を感じるから、不安になるんです。

不明確な遠い未来への不安を軽減する方法とは?

では、その不明確な未来への不安をどうやって減らして生きていけばいいのでしょうか?

絵でも文でもいいから、明確化してみる

先日お話した方が言っていたこの言葉はとても参考になると思いました。

「妖怪とかも話だけ聞くとこわい。得体の知れない生き物だよね、でも、それをイラスト化させてイメージできるようにすると…あんまりこわくなくなるでしょ?」

 

 

たしかに、妖怪をイメージしやすくするようにイラスト化させたら…もはや愛着すらわきますよね。子泣き爺とか、猫娘とかも。

 

だから、こわいと思っている対象を勝手にキャラクター化させたり、200字くらいでおさまる「プチ小説」の主人公にしたりして絵や文章に落とし込むだけで得体の知れないものではなくなるはずです。

 

絵を描くのが好きな人なら、「不安キャラクター」なるものが作れそうですよね!そうしたら、不安も軽減しつつ自分の創作活動も充実させられるわけですから最高だと思います!

遠い未来にたどりつくまでの小さな目標をたくさんつくる

遠〜〜いよく見えない未来が恐いからこそ、不安になってしまう。のであれば、その遠い未来の目標などを決めて、そこに至るまでのストーリーをひとつひとつ考えていくのがいいのではないでしょうか。

 

遠い未来までに、小さなステップがいくつもある。目の前のひとつのステップに集中してとりくむと進む。そうしてまた目の前のステップに注力すればいい…ということです。

 

 

たとえば、将来は幸せにのんびり暮らしたいという目標を掲げているとすれば

 

  • 自分が思う「幸せ」とは何かを知る
  • その「幸せ」が叶えられる環境かどうかを見直す
  • 叶えられない環境にいるなら、どう環境を変えればいいかを考える
  • のんびり暮らすためのお金を貯める
  • のんびり暮らせるだけの収入源を整える
  • のんびり暮らせる場所を探す

 

といったように、細かなステップをひとつずつ消化してく必要がありますよね。

 

 

そうすれば「ぼんやり見えない未来」が、少しは道筋が見えることで「得体の知れないもの」ではなくなるのではないかと思います。

 

 

小さな目標、ぜひ作ってみてください。

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