「副業は本業の足を引っ張る」は本当?副業中の人からみた、副業の良いところ・大変なところ

副業のいいところ
まつもと
こんにちは!副業として、WEB媒体&紙媒体のライティング・編集をしている、松本紋芽(@Sta_iM)です

 

今回は、副業をすると本業がおろそかになる…といったイメージは、「イメージでしかないのでは?」と思い、ブログを書くことにしました。

現状を見た上で、副業をしている私のリアルをお伝えします。

 

目的は

  • 副業したら本業に支障が出るの?
  • 副業は興味あるけど、簡単なの?

という人が意志決定をするときの判断材料を増やしたい!それだけです。

副業やってる人の割合は?みんな「やりたい」と思ってる?

まず、現状を把握しておきましょう。

私のリアル世界=本業の会社で副業をやっている人の割合は高いです。

部署内だけで言ったら80%。かなり高いです。

 

でも、こういう自分の周りの状況だけで判断するのはよくないですから、客観的な数字を見てみましょう。

副業をやっている人の割合:16.7%とまだまだ少数派

2017年のデータですが、NPO法人二枚目の名刺による、<大企業の正社員1,236名に聞いた、副業に関する意識調査>で、副業をしている人は16.7%ということがわかっています。

副業をしている人の割合

出典:NPO法人二枚目の名刺 <大企業の正社員1,236名に聞いた、副業に関する意識調査>

もちろん、現在は2019年ですし、このデータは「大企業の正社員」が対象ですから、本当はもう少し割合も多いのでしょうけど…にしてもやはりまだ割合的にはマイナーですね。

 

一方で「副業に興味がない」という人が40%以上いることにも驚きました。

 

副業は推進?それともNG?企業の意識とは

現状:副業を容認している・推進している企業は28.8%

株式会社リクルートキャリアが、2018年に調査した「兼業・副業に対する企業の意識調査(2018)」という資料によると、副業を推進もしくは容認している企業は、30%以下です。

副業に関する企業の現状

出典:株式会社リクルートキャリア 兼業・副業に対する企業の意識調査(2018)

 

まつもと
ニュースでは「副業している人が増えている」みたいな話を聞くけど、まだまだ少数派なんだな〜

副業反対派の意見:社員の長時間労働時間を助長するから

では、なぜ反対し、副業を禁止しているのでしょうか?

副業禁止の理由

出典:株式会社リクルートキャリア 兼業・副業に対する企業の意識調査(2018)

 

リクルートキャリアの調査によると、一番大きな理由が「社員の長時間労働・過重労働を助長するため」ということでした。

 

「社員の長時間労働・過重労働を助長するため」は、単純に「副業に時間を割かないで、本業の会社に割く時間をくれよ」と言い換えられている気がしますし、他は思いっきり「会社的に都合が悪いから」というのがわかります。

 

 

あと面白いのが「人手不足や人材の流出につながるため」という企業。

副業した方に人材をとられるのが怖いということですよね。

この状況が起きたとしたら、理由はシンプルですよね!

本業だった方よりも副業の方が魅力的だったから。

 

 

つまり、この「人手不足や人材の流出につながるため」に副業を禁止している企業は「自分の会社が、副業をしている会社より魅力的でいられる自信がない」ということです。

 

だからルールで縛っているんですね。

まつもと
なかなか残念な企業だなぁ〜

副業賛成派の意見:禁止する理由がないから

では、副業を推進していたり、容認している企業はどんな意見を持っているのでしょう。

副業賛成の意見

出典:株式会社リクルートキャリア 兼業・副業に対する企業の意識調査(2018)

 

一番多い理由がいいですね「特に禁止する理由がないから」!めっちゃシンプル。

たしかにそうですよね。一人ひとり、働き方は自由でいい。

副業を推進する理由

みたいな感じなんでしょうかね。いいですね。

 

 

ただ二番目に多い理由がちょっと切ないですよね。「社員の収入増につながるため」

 

つまり、本業側の企業は「副業してくれればそっちでも収入があるから、 給料あげろ! みたいな文句を言わなくなる可能性がある」と思っているということですね。

 

給与面の福利厚生的なものをがんばらなくても自分でやってくれるからいいや、みたいな…ちょっと投げやりな感じが悲しくもあります。

 

 

こういう現状がわかると、副業をやりたいのに会社が認めてくれない!と嘆いている人が、「みんなやってるから認めてよ!」とプレゼンをすることはできないですね。

 

というわけで、ここからは数字的な話ではなく、実際にやってみて感じたことを話していきます。

副業を始めたことでよかったこと

収入の柱が増えて、自分への投資に使える

お金がすべてではないですけど、やはり収入がある程度ある方が心の余裕も生まれます。

もちろん自分が副業に時間を割いてがんばったからもらえる報酬なんですけれど、ちょっとしたご褒美が毎月振り込まれているような感じ。

 

とてもいいです。

通帳を眺める女性

給料だけでも、正直のたれ死ぬことはない。けれど、さらに収入が増えることで

  • 自分への投資として本を買うお金
  • ブログの記事で書きたい神社に出かける交通費
  • 新たにお金を作る投資代

などにもまわすことができます。

 

さらに、もしも本業の会社が「明日、倒産します!」となってしまったとしても、別の収入の柱があることでガチでのたれ死ぬリスクを減らせます。

現実的に考えて、収入の柱を増やせばリスク分散ができるのです。

知識やノウハウを本業に生かせる、視野が広がる

私は本業が編集者・ライターであり、副業も同じです。(もちろんジャンルは全く違います)

 

そうすると、副業で得たノウハウを本業に生かすこともできるし、本業で覚えたデータ収集法を、副業の仕事でも応用させられる。

同じ仕事内容だから、「生かせる」ことが直結しています。

 

 

もちろん、違う職種でも

副業で得た知識が仕事の肥やしになったり、違う職種だからこそこれまでになかったものの見方に気づいたりします。

 

以下は、ライターをしながらスナックのママもしているという女性への取材記事の一部。

「女性が個人として話を聞いてもらえる場って、あまりない。スナックで働くといろんなお客さんの話が聞けるだけでなく、自分の話も聞いてもらえるし、この店は編集、広告などの業界の人が多いので、仕事の参考にもなる。ライターも始めたばかりだし、私の話を聞くのが上手な人を見ていると、自分がインタビューをするときの勉強にもなる」という。

引用:東洋経済ONLINE  アラサー女子が副業に「スナック」を選ぶ真意

スナックでの会話が、インタビューをするときの勉強につながるそうです。

 

このように、一見関係なさそうな職種の副業でも、結局リンクしてくるんですよね。

視野が広がる

効率化でき、時間の使い方を考えられるようになった

副業をするには、本業を早急に片付ける必要があります。

じゃないと、眠る時間を削るハメになります。

 

そのために「一つ一つの仕事にどれくらいの時間がかかるのか」を把握し「では、どのくらいの時間で片付けるようになるのが理想なのか」を考え、それに近づける努力をしました。

 

そして、理想的な時間で仕事を片付けられるようになれば、さらにその時間を短くするようにする。

この繰り返しで、格段に効率的に作業できるようになりました。

 

定時退社する女性

 

まつもと
副業をきっかけにせずとも、効率的に動いて定時で帰れる人間でいたかったですけどね…

心のよりどころができる=本業の退職を防げる

働く場所が増えることで、それぞれにメンタルが配分されますよね。

ということは、本業しかやっていないときは、本業でミスをするとネガティブな感情で心の100%が満たされる。

 

でも、副業もやっていて、例えばメンタルの配分が本業:副業=6:4だったとする。そうしたらネガティブな感情も60%で済みます。

 

どこかで「別の居場所があるから」と思って割り切れるんですよね。

 

YouTuberの代名詞とも言える、HIKAKIN氏は、新R25のインタビュー記事で以下のように話していました。

店頭でお客さんに怒られても、上司に嫌味を言われても、自分にはYouTubeがある。正直、好きなことを仕事にできていないサラリーマン時代は、つらかった。でも、「僕は、ただのサラリーマンじゃない。動画を作って、海外からもたくさん見られてるんだ」という意地があったから、仕事も続けられたと思います。

引用:新R25 200円の定食を4年間食べつづけた。ヒカキンが語るストイックなサラリーマン時代(前編)

 

別の居場所があると、本業でつらいことがあってもがんばれる。

つまり…

退職を考える女性

 

副業をしてみて、実際に大変なこと

とはいえ、副業は簡単ではありません。大変なことも多いです。

時間の使い方によっては「ひとりブラック企業」化する

副業は、本業で会社で時間をある程度コントロールされることがないので、自分の裁量次第でいくらでも「労働時間」に充てることができます。

 

つまり、副業を禁止している企業の主張「社員の長時間労働・過重労働を助長する」にまさに当てはまってしまう可能性があります。

 

私もこれをやってしまったことがあります。

  • 6時に起きて、早めに会社の近くのカフェに行き、10時の始業時間に間に合う時間まで作業
  • 19時に仕事が終わったら終電までまたカフェで作業

 

我ながら、なかなかのスケジュールを組んだと思います。

おかげで日中、意識は朦朧としますし…睡眠時間が単純に減るので疲労感が増すばかり。

 

自分で仕事をセーブする力がないと、心も体も消耗する危険性があることは確かです。

常に何かに追われている感がある

副業をしていなければ、本業が終われば家に帰ってテレビを見る、YouTubeを見る、スマホをいじる…といったような余暇時間があります。

 

でも副業はその時間に働いているので、まだまだ気が抜けません。

本業では副業の時間を作るために「効率化」を意識して働く。

そして、

副業では睡眠時間を削らないために「効率化」を意識して働く。

この繰り返しなんです。

 

まつもと
「何かに追われている感がある」ってタイトルに書いたけど、「明確に、時間に追われている」って言いかえたほうがいいよね?確実に時間に追われているよね?

 

副業は、余暇時間か睡眠時間が確実に減ることを覚えておいてほしいです。

職種によっては、身バレに日々怯える場合もある

これは私だけかもしれませんが…なんとなく本業の人にバレたら恥ずかしいな…と思うんですよね。

 

だから、普段から「Twitterがバレているかも」「あの記事読まれたかも」みたいな不安に悩まされています(笑)。

 

実際、本業で取引している会社の人が「ライター募集」をかけていたとき、ビクビクしました。もし、ライターを探しているときに私のTwtterやサイトが見つかったら

あれ?これ、あいつじゃん!

って思われるな〜と考えてはネガティブになる、という謎の妄想をしています。

 

すべての業種が「身バレ」の危機にさらされているわけではないですが、こういうケースもあるということで。

副業は本業の妨げになる!はスケジュール管理次第。でも、するかどうかはよく考えて

というわけで、副業に関する現状、リアルな利点・難点を見てきました。

 

実際、副業で無理をしすぎない程度に上手にスケジュール管理できなければ、睡眠不足で日中に集中できないなどの事態に陥り、本業の妨げになります。

 

自分で自分をコントロールできれば、本業にもいい影響を与えながら、心も健康なまま生きていける。つまり、本業の妨げにならない生活を送れるわけです。

 

副業の現状

  • 副業をしている人は16.7%
  • 副業に興味がない人は40%程度
  • 副業を推進・容認している企業は30%以下

 

副業のいいところ

  • 収入の柱が増えて、自分への投資に使える
  • 知識やノウハウを本業に生かせる、視野が広がる
  • 効率化でき、時間の使い方を考えられるようになった
  • 心のよりどころができる=本業の退職を防げる

 

 

副業の大変なところ

  • 時間の使い方によっては「ひとりブラック企業」化する
  • 常に何かに追われている感がある
  • 職種によっては、身バレに日々怯える場合もある

 

以上のことを考えた上で、副業をするかしないか考えてもらえたらと思います。

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