ライターと編集者が「いい感じ」で済む関係になるために、必要なポイント

 

昨日の続きです。

下のブログでは、「いい感じ」が編集者やライターにとって理想である理由として

  • 仕事に取り組む時に、同じ方向を見据えているサインだから
  • 「連絡する頻度」が少なくても業務をこなせるから
  • 次の仕事も頼みやすくなるから

をあげました。

ライターと編集者は「いい感じ」でやりとりが済む=信頼関係が成り立っていると実感した話

では、そのような関係になるためには、どういう要素が必要なのか。

特に「編集者とのやりとりに慣れて、ツーカー的な存在になりたいライター」の観点で書いていきます。

編集者とツーカーになるために必要なこと

その媒体の色や目的、読者の需要を理解する

ツーカーの必須条件として「編集者が目指す方向と同じところを見据えている」というのがあります。

具体的にいうと、見出しの通り「その媒体の色や目的、読者の需要を理解する」ということになります。

 

これらのことがわかれば

  • どういう構成にすればいいかわかる
  • 媒体に合ったテンションで書ける
  • 適した企画を検討できる

につながります。

 

そのためにできることは

  • メディアを読み込む→テンションや切り口の特徴が理解できてくる
  • メディアの構成を分析する→読み込みながら、どういうことが書かれているのかをざっくりまとめてみると、媒体のクセみたいなものが見えてくる。よくある構成パターンなどがわかることも。

*分析するときの簡単なメモの例*

  1. まずは読者に投げかける
  2. フックとなる現状を簡単に説明している(客観的な数字を入れている)
  3. 読者の立場とリンクさせた目的を示しながら、本題へ
  4. 本題に関するキーワードのそもそもの説明(基礎知識)
  5. キーワードに関連した「事件」を例にとって、詳細に説明
  6. 本題の問題点を指摘する

 

これがいわゆる、今後その媒体で仕事をするときの「骨組み」として活躍してくれます。

この骨組みに当てはめながら構成を考えると、媒体の指針に沿いつつ業務を遂行できる状態に近づけると思います。

反省を自らして、今後の執筆内容に生かす

これは、実際に執筆した後のことです。

 

基本的に納品したものを「赤字なし」で進行されることはありません。編集者の方のチェックなどが入り、より見やすく、わかりやすく変身します。

 

その編集内容を、基本的に編集者は「修正内容はこの通りです。気になる点あれば教えてください。なければ進めます」みたいな感じで連絡してくれるはずです。

その時に

  • 表記などで修正されているものは、今後自分も気をつけてなおす
  • テンションや結びの言葉の言い回しなどがどう直されているかを見て、次に生かす
  • 見出しのつけ方などでは何を重視されているのかを自分なりに考えてみる

といったことを実行してほしいです。反省して、次につなげる。

 

正直、ここまでやってくれる人が少ないです。これを正しく遂行してくれる人がいたら、それだけでライターの中で頭一つ飛び抜けている…と言えるかもしれません。

 

編集者が「気をつけるポイント」をライターに伝える必要はもちろんあります。

あるんですけど…それを伝える前にライターができていたら、本当にその人は神級のライターになれます。

納品原稿のクオリティをあげる

上で述べた「反省を自らして、今後の執筆内容に生かす」と関連している内容です。

仕事を初めてした時から完璧なものを納品してくれたら嬉しいですが、やはり、何度かやりとりをしないと感覚的にもつかめません。

 

だから、何度か仕事を一緒にして、言い回しや構成の感じを把握するための時間はかかります。

でも、その数回のやりとりを乗り越えた後に、方向性的にも十分で、内容も面白いのが書けていれば文句なしです!

 

基本的に、人柄がいいとか、そういう人間的なところも魅力の一つです。

でも、簡単に編集者がライターを好きになるのは「完璧な原稿をあげてくれる人」です。まちがいないです(笑)。

 

完璧な原稿をあげてくれるのですから、もう…ほとんど「ツーカー」になれていると言えます。

 

 

ただ、最後はおまじない的な…「心の安心」をもたらしてくれる要素としてこちらも紹介します。

連絡を無視しない、締め切りを守る

編集者は、原稿をチェックするだけじゃない、雑用的な仕事が多いです。基本的に忙しい。

 

そんななかで、

  • 修正依頼をしたのに返事がない
  • 納品日なのになんの連絡もない

といったことがあると、「実はライターさん、書いていないのでは?バックれられる可能性あるよ!校了日に間に合わないかも!私が書こうかな…それとも誰かライターさんを急きょ探して対応してもらう…?」とハラハラし始めます。

 

すると寝る前、目を閉じても不安になりますし、スマホでこまめにメールをチェックしてしまいます。

いつでも対応できるようにしているので、常に気も張っています。

 

…心が休まりません。

 

 

締め切りを必ず守る人ならそれでありがたいですが、締め切りに間に合わない人でも

  • 明日の16時までには送れそうですが、待ってもらえますか?
  • この部分までは今日送れます。あとは2日ほど引き伸ばしてもらいたいです。ご検討ください

というように、現状を正直に伝えた方がいいと思います。で、かつ、その後の自分の動きも、具体的な日時を出して示す。

 

これで、編集者もスケジュールを正確に把握できたことに安心し、「いつ連絡がくるかわからないハラハラ」から解放されます。安眠が保障されます(笑)。

 

さらに、あの人に頼めば連絡も早いしスケジュールの提案とかもしてくれるから、こっちとしても動きやすい!という印象も持ってもらえます。

 

いい印象を持たれるに越したことはないですからね!

それによって次の仕事にもつながるかもしれないですし。

 

 

 

 

私は編集者の立場が多いですが、ライターとしても活動しているので、今回書いたことは自分ももちろんやるべきだと思っています。

「把握して自分の原稿に反映できる、技術も高い、レスポンスも早い」ライターになれるよう、心がけていきたいですね。

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