ライターさんと編集者が円滑に仕事をすすめるにはなにが必要なのか、同業の人と一緒に考えたいです。
修正のやりとり。編集者とライターそれぞれの気持ち
ライター:「とにかく辛い」「自信失う」
ていえみさんは「自然派ブロガー」「おでかけブロガー」として活動されているライターであり、ブロガーです。千葉県いすみ市「hinode」の運営などにも携わっている人です。
どうやら、編集者からの相当トゲのあるフィードバック(FB)に心が折れかけているよう。
すっごい分かります、、!
なんか、元気もらいました。
私こういう言葉もらうと、ライター向いてなかったのか。すいませんって気持ちになりやすくて、、。
選びましょう、楽しみましょう、頑張りましょう!
・・・と自戒も込めて
— セトセイラ@モテおむすび研究家 (@sennnennzakura) December 20, 2018
わ!か!り!ま!す!
めちゃくちゃトゲ刺さるし、自信失いますよね…😭
私も悪いけど…もちょっと言い方考えて…!って思ってしまう😭— サカ田シオリ@おやつ屋さんライター (@bbb25252) December 19, 2018
編集者1:ライターが納得できる返しをすべき
私は編集者として仕事をしていて、プロのライターさんからインターン生まで文章を見ているのですが、絶対に修正すべき根拠を示しています。
チーム作業なので、お互いに根拠をぶつけ合ったほうがいいものが作れますし、お互いの成長のためにもならないので。なので、僕はそんなことは絶対しません!
— すみちゃん∞人生客観視編集長 (@11thpride) December 20, 2018
わたしも含め、ライターさんには「修正の根拠や目的」を明確に示すことが妥当だと意見しています。
それはあまりにひどいと思います。修正が必要な箇所、修正の目的、方向性の再アナウンス…などをせずに、しかも受け取る側の気持ちを配慮せず返信してくるなんて変です。
「ライターさんにお願いしている」じゃなくて「ライターに仕事を与えてやってる」みたいな考えの人なのではないでしょうか🙁— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) December 20, 2018
なぜなのか、そして具体的にどういう風に返すといいのかということは
この後の項目で書いています。
編集者2:「むかし、同じことやってました」
昔してた側です。。。
添削に追われ、マニュアルを読んでいないライターさんにはそのような対応をしていました。「添削がありがたい!」と一言もらってから僕も嬉しくて、添削を張り切ってやるようになりました。
もともと優秀だったライターさんの力を自分が狭めていることに気づきました。— 原田ゆうき/柴犬好き (@ripplecorpo) December 20, 2018
添削に追われて心に余裕がないとき、やっていたことのある人がいるようです。
自分の心が穏やかでないと、他人にも優しくできませんからね。
でも、これで「仕方がない」と諦めるのはもったいないです。
修正が必要な原稿について、編集者とライターが円滑に作業する方法
ライター:完璧に直す
円滑に作業するために、ライターは完璧に直せばそれでOKです。
そもそも修正が必要じゃないような原稿を納品すれば問題ないと言えます。
もちろん
- 即レス
- 謙虚な心で接する
といった要素もかなり大事ですが、根本はクオリティではないかと思います。
そしたら編集者も「オッケー!ありがとう。この内容で進めるね」と返します。
編集者:修正の理由・目的をライターさんにちゃんと伝える
「修正の根拠や目的」を明確に示すことがなぜ必要なのかというと、いきなりデザインに例えてしまいますが…
と伝えてデザインをあげてもらったとします。
そしたら
となることが往々にしてあります。
そこで、根拠や目的を入れて依頼した場合
このように言うことができます。
そうすると「花をちりばめろって言われたから入れたのにダメだしされたんだけど!なんなの?」と思われることも減ります。また、デザインのプロが試行錯誤する余白を残して修正依頼しているので「ベストなデザイン」が上がって来やすいです。
このように、言い方さえ工夫すれば、いくらでもうまくいくと思います。
ていえみさんが出会った編集者さんは、そういう点を改善する余地が十分にあるように見えました。
今日は、地道に水面下で動いていたライターさんの記事を公開する日だったのでとてもドキドキしました。
でも、挿入する画像のデザインもめちゃくちゃかわいい!って褒めてもらったので嬉しさいっぱい。ライターさんがテンション上がると心地よく仕事ができていい— 松本紋芽(編集&ライター) (@Sta_iM) December 20, 2018
基本的に、編集者はライターさんのテンションが上がることをする必要があると思います。それはお世辞ではなく、素直にいいと思ったところを褒めるだけでOKです。
- 「文のテンションがイメージ通りで読みやすいです」
- 具体的に「ここの言い回しすごく好きです」
- 「依頼内容のとおり、○○の要素を入れてくれてありがとうございます」
こういう小さなことでもいいからワンクッションあるのとないのとでは全然ちがいます。
つまり、こういうことです。
「いいっすね!! いっこ、ここだけ修正お願いできますか?」って言う人と「ここを修正してください」って言う人。当然ながら前者は仕事がうまくいって人が集まってくる。同じことを伝えるのでもちょっとした工夫で相手の気持ちは180度変わる。できる人は一つひとつのコミュニケーションが緻密で丁寧。
— 竹村俊助/編集者 (@tshun423) December 12, 2018
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