「年下から教わる」ということが苦手な人はとてももったいないと思います。
みなさんも見たことはありませんか?上司や先輩が、わからないことを「わからない」と言えずにどうにかその場をやり過ごしている光景。
今回は、「変なプライドを捨てて」年下から教わることの大切さを考えてみたいと思います。
いつまでも「仕事で必要とされる人」でありたいと思っているなら特に、読んでほしいです。
「年下」だけで上から目線はNG。見習うところだらけ
雑談をしているなかで、年下(大学生や20代前半)の人たちのすごいところを再確認しました。
3つほど簡単に紹介しますね。以下のような行動を真似して、自分をこれからもアップデートさせられる人間でいたいものです。
行動のスピードが早い
「若さゆえ」で片付けられてしまうのかもしれませんが、とにかく若い人たちは行動に勢いがあります!
これが好き!と思ったら、聖地に行ったり、教室に通ったり、グッズを買いに行ったり…とにかくパワフル。
「とにかく行動する」
これ、とても大事ですよね。
仕事ではえらそうに「とにかくやれよ」「なにごとも行動だ」と言っている上司もいるでしょう。でもそういう上司は、プライベートでは平穏や安心を求めている。
しかし若い人たちはプライベートまで「とにかくやる」精神。
だから、時代の流れを把握してうまく乗ることができるんです。
上司が家でぼんやりビールを飲んでいる間にもアクティブに動いていています。しかも、自分が動くだけでなく、どんどん周りにはたらきかけるレベル。
外国によく行く友達がいたら「あれ買ってきて!」「あれの感想教えて!」と、ライトな外注もします。それくらいのフットワークの軽さは、本当に見習うべきだと思います。
ぜんぶ、仕事に通ずるところです。かなり勉強になります。
先入観なくモノを見られる
経験や知識が増えると
あ〜あの会社ね。なんか数年前にこういうトラブルあったから微妙だよね
など、昔のことや自分の価値観を頼りにバンバン切り捨ててしまうことがあります。
でも、彼らはそういうところがまだないので、自分が良いと思ったものを素直に受け入れられる。どんどん新しいものを吸収できます。
こういう人と15分くらいだけ軽く話しただけですが
- 情報収集に使えるアプリ
- 安く買える通販サイト
- 流行っているコスメブランド
…など、聞いたこともないサイトやブランドを大量に教えてもらえました。
先入観でモノを見ると、それ以上なにも広がらないので「成長」も止めかねません。自ら止めている成長を、自分よりも若い人たちから刺激を受けて助けてもらう。
コミュニケーションとったほうがかなり良いですよね。
本を読むより、Youtubeを見るより、すぐに身近な人たちからたくさん教えてもらえるんです。
これが会社の人だったらますます良い関係築けます。
教えてもらった側は「知ることができる」。そしてその人たちから「ありがとう、すっごく助かる!」という言葉をたくさん言われるだけで、教えた側の学生や新入社員はモチベーションが上がります。
「できない」が言える。謙虚さがある
上司や先輩の「マウンティング」があるせいかもしれませんが、基本的に若い人たちはありのままを見せますし、謙虚さもあります。
私は過去に、上司から「できないから調べてほしい」という言いかたではなく「これを調べてくるるように…!」みたいな命令として仕事を振られたことがあります。
でも、このように、「できない」が言えないうえに、教えてもらうことも恥ずかしいからどうにか自分のプライドを守るために必死な人って見透かされてるんです。
いま最もコストが高いのは、家でも車でも家族でもなくて「プライド」だと思っている、
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) June 4, 2019
もっとも恥ずかしいことですよね。「恥ずかしい」ことを避けるための行動で結局全部バレているという。
でも、新人などの若い彼らは
- 分からない
- できない
をちゃんと言えます。
大きくなったら「できない」や「分からない」は許されない、という人もいると思いますが
マジでできなくて分からないことを「あ〜はいはい、承知しました」と言ってなんとなく進行している人たちのほうがおかしくないですか?問題をクリアにしてから進めないと、のちのちまたバレて辛い思いをするのは自分です。
素直に「できない」を認めること。ちょっと恥ずかしいし、プライドが…というのは分からなくもないけれど、それを見過ごす方が恥ずかしいです。
まとめ
このように、大学生や20代前半の年下の人たちが持っている魅力は下記の通りでした。
- 行動のスピードが早い
- 先入観なくモノを見られる
- 「できない」が言える。謙虚さがある
彼、彼女たちの行動は、私たちにかなり良い影響を与えると思います。
年下の人たちはいつでもアクティブに動いていて、把握する能力が高いのです。
上手に助けてもらいましょう。
いちど助けてもらうと、「お願いすること」への抵抗感が下がりますから、大丈夫です。
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