【呼吸自体が苦しい、って何?】 喘息で苦しんでいる人が理解してほしいこと

 

「喘息を持っている」という人は周りにいませんか?「小児喘息だった」という人は多いですよね。

私は小児喘息ではなく、14、15歳から発症した喘息患者です。

小発作程度なら「やばw 発作出るー」ぐらいでネタにできますが、重度になると呼吸自体が苦しくなります。話すことなんてできないし、ただ息をするのに必死。

 

そういう時に、周りの人に理解してほしいことがいくつかあるので紹介します。

喘息患者が理解してほしいこと

風邪と同じように、よく寝れば治るなんてありえない

喘息発作が出て会社を早退するときなどに、よく言われる言葉があります。

「ゆっくり寝て休んで」「薬もらってよく寝てね」

喘息について理解していない人が、なんて声をかけていいのか分からないなりに気遣ってかけてくれる言葉です。

でも、風邪のようにひと晩寝て起きたら治っているなんてことはまずありません。適切な薬を飲んでも、1日2日では治りません。

重度の発作が出たら、最低3日、冷静に見るとおそらく一週間程度は休んだ方がいいです。これは私のこれまでの経験から言っています。

だから「そんなに治るのに時間かかるの?」ですとか「そんなに苦しそうに見えないけど?」という疑いの目はやめてほしいです。

重度の発作が出て入院したとき、点滴と経口薬でなかなか強めの薬を入れても、最短5日での退院でした。

「大丈夫?」と話しかけないでほしい

冒頭で話したように、喘息の発作が重度になると呼吸自体が苦しいです。ゆっくり吸ってゆっくり吐く。この「深呼吸」の状態が少しでも乱れる行為、例えば会話をすること、歩くことですら避けたいです。本当にひどい状態では「避けたい」とか言ってられません。できません。

だから「大丈夫?」と聞かれると「大丈夫です」とか「ちょっと苦しいです」とか言わなくてはならないのがすごくつらいです。

無理して話して呼吸が乱れた結果、その拍子に咳が出て止まらなくなり、深呼吸の状態が大幅に乱れ、苦しくなります。

ただ、喘息を持っている人のなかでも、咳が出やすいだけの人と、私のように呼吸自体が苦しくて何もできない人がいるので、タイプや個人差はあると思います。

そのため、もし周りに喘息を持った人がいるならば、どういう状態が苦しいのかをある程度聞いておいてほしいです。

 

私と同じようなタイプであれば、喘息発作が出てしまっている時はなるべくイエスかノーで答えられる質問をしてもらいたいです。そうすれば話さなくても首を縦に振るか横に振るかさえすればいいので、まだ楽です。

タバコ、雨、ちょっとの寒気がこわい

喘息は風邪の流れでそのまま誘発されることが多いです。でも日常生活でいうと、私はまず居酒屋などで副流煙的に吸ってしまうタバコ 、風が強い日、雨が降る日、なんかちょっと寒いなと感じた時にゼーゼーしてしまいます。いわゆる小発作の状態ですね。

もちろんこういった環境には、まず自分から対策をすることが大切だと思っています。「寒い」状態にならないよう会社ではカーディガンを持参したり、クーラーの風が直接当たらない場所に移動したりしています。タバコを吸う友人はほとんどいませんし、大人数で飲んでいてタバコを吸う人がいたら、そことは離れた場所に座るようにしています。

それでも苦しくなってしまう時は、トイレに駆け込んで吸入器を使っています。それまでは、 むせるのを我慢して、咳払いをしながら喉の苦しさを無理矢理逃しています。

そのため、タバコを吸う人は、その人の前で吸わないようにしてもらいたいです…。決して「吸っていい?」とは聞かないでください。そんな一方的に禁止されても困るよ、と思うかもしれませんが、実は「吸ってもいい?」という質問は、非常に断りづらいです。吸うならほかのところで吸うか、事前に「お酒飲んだら絶対タバコを吸うんだよね」と伝えておいてください。そうすれば、一緒にお酒を飲まないようにします。

室内で動物を飼っている家に行きにくい

喘息はアレルギーの一種なので、どういうことが発端になるのかは人によって異なります。私は、室内で犬を飼っている友達の家に行ったときに、やたらとむせやすくなりました。少し経ったら本格的な咳に変わり、小発作の状態になっていました。

動物のかわいさうんぬんは置いておいて、実際本当に動物と一緒にいられない人がいるのは確かです。だから、喘息を持った友達が家に遊びに来る時は、ペットがいるなら事前に申告しておくようにしてください。

逆に、ペットを飼っている人が喘息を持っている人の家に遊びに行くときは、洗濯したて毛が付いていない服を選ぶ、朝一でペットと戯れてから遊びに行くという行為を控えるなどしてほしいです。

「動物まじむり」ということは本当に言いづらいです。場合によっては「こんなにかわいいのに?」と自分のペットを否定された気持ちになる人もいるので、ペットを飼っている人も悲しまないように事前に策をとっておくのがいいですよね。

 

正直、喘息はつらい

 

あんまり簡単に弱音を吐くような人間にはなりたくないんですが、喘息はつらいです。しかし、喘息を持っている人もうまくコントロールすれば日常生活には支障がありません。

そうなると周りの人は「喘息ってそんなにつらくないんだ」と思う人もいるでしょう。

確かに喘息で本当に苦しんでいる時は、会社にも行けないし友達にも会えないので、どれだけ深刻かということがわかりませんよね。

だからこそ、理解をしてもらいたいです。実際に苦しんでいる瞬間を見てもらいたいほど私も喘息発作の時に余裕はないので、このように言葉にして伝えるしかありません。

 

今後喘息にまつわるいくつかのブログは書いていく予定です。喘息に悩んでいる人、喘息を持っている彼氏彼女がいる人、自分の子供が喘息持ちの人などの参考になればと思います。

 

1ミリでもいいので、今日のブログで、喘息のことを少しでもわかってもらえれば嬉しいです。

 

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