今日は上野にある喫茶店を紹介します。
最近はコンセプトカフェや古民家カフェなど、女性ごころをくすぐるカフェが多いように思います。でも、私は味のある喫茶店が好きです。
上野には、懐かしさを感じる喫茶店がいくつかあります。まずはギャランについて書きますね。

ギャランは入り口からして電球の光が「昭和感」満載です。趣があるこの光を目印に、階段をのぼっていくと店内につながります。
ギャランのほどよいところ
にぎやかで人目を気にせずいられるところ
店内は二人がけの席、四人がけの席など、広いエリアを無駄なく席が配置されています。客層も幅広いですが、高校生などはさすがにいなかったですね。
私が行った時は、新聞を読む一人の中年男性、打ち合わせ中の四人組、ご飯の後のティーブレイクをしに来たご婦人、時間つぶしをしている就活生などがいました。
しかし、それぞれ自分の話や、やっていることに集中していて、会話の声でほどよくにぎわっているので心地よいです。
インスタにアップする用に料理と一緒に写真を撮ったり、友達と記念撮影しているような人もいません。客層的にある程度落ち着ける空間になっているのも魅力です。
店員さんは、お客さんに目を配りながらも距離を置いて見守ってくれるので、視線も気になりません。
予想通りのドリンク&飲み物が提供されているところ
喫茶店の醍醐味は、食べたこともないような斬新さではないと思います。
「そうそう!この味」という、過去に経験したものを思い起こさせるような「懐かしさ」だと思います。
別に、レインボーのふわふわの綿菓子なんていらないし、ケーキの中からとろとろのチョコソースが溢れ出てくる…なんていう仕掛けもいりません。
ギャランなら、「安定したもの」が確実に味わえます。

私は、バナナとミルクのミックスジュースと、オムライスを頼みました。実家で味わったことがあるような、特別意外性もない味。そこが安心できました。

特にこの日は徹夜をすると決めていた時だったので、懐かしいものを食べて心の充電をするのにも最適でした。
23時まで営業だから、夜の上野をぼーっと観察できるところ
営業時間が長く、23時までやっています。仕事帰りにも寄れそうですね。
そして、場所的にも上野のアメ横が近く、賑わっているエリアなので、窓際の席から路地を見下ろしてみると時間がつぶせます。
- 付き合っていないけれどもはや時間の問題っぽいカップル
- 急に謎のチラシを配り始める外国人のグループ
- 向かい側のお店の従業員の働きぶり
などをぼんやり眺めているとけっこう楽しいですよ。あの人たちはどんな関係性なのかな?これからどこに行くのかな?と勝手に妄想を膨らませてしまいます。
上野にはまだまだ素敵な喫茶店があります

私は会社が上野にあるわけではないのですが、仕事の都合上よく訪れることがあるので、他にも打ち合わせやちょっと混みいった話をするのにおすすめの喫茶店があります。
今後も少しずつ上野の喫茶店を紹介していきますね。
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