私は千葉県いすみ市で開催された「田舎でフリーランス養成講座」に参加したことがあります。
仕事をしていたので、土日だけの「週末フリーランス養成講座」で凝縮した時間を過ごしました。
その時、講師であるゴウさんが、
会社員時代は出勤の時間などを使って、音声入力した文章をスマホに入れていました。
それを基に、納品する記事を書いていたんです。音声入力おすすめです
といったようなことを言っていました。
正直、「 私はパソコンに向かってじっくり構成を考えてからじゃないとできない」「 自分のやり方に音声入力は向いてない」と思っていました 。
しかし、毎日ブログを更新するなかでようやく理解できました。毎日更新するためには確実に有用なツールでした。
音声入力のメリット
パソコンがなくても短時間で文章を書ける
人によって、文章を書くのはスマホの方が速い人、パソコンの方が速い人がいると思います。私はたぶん、長文ならパソコンの方が速い。
でもパソコンをいつでも持ち歩くのはさすがに重いし、パソコンを広げられるような場所じゃないと不便です。
そんなとき、スマホのメモで音声入力しておけば、 私が喋ったことをすぐに漢字に変換しながら文字に起こしてくれます。
5分、10分あればかんたんに1500字ぐらいは埋まります。いや、もしかしたらその倍ぐらいいけるかもしれない。
すごい楽です。会社から駅までの間、お昼休みの時間などをちょっと割くだけでできます。
無駄を削ぎ落とす編集者になれる
私は、頭の中でネタに関しての構想や見出しを考えて、それに対してどんどん肉付けをしてしゃべっています。
もちろん、しゃべると文が長かったり、直前に言っていることと同じことを喋っていたりすることもあります。しかし、一旦そこは気にせず、そのままどんどん話していきます。それでいいんです。音声入力した言葉は、ブログ(や記事)の「土台」だからです。
今書いているこの文章も全て、音声入力で土台を作りました。
そして、帰りの電車の中で音声入力をした文章を編集していきます。句読点、漢字ではなくひらがなにするところ、重複した表現の添削、テキストブロックの並び替えなどをして無駄を削ぎ落とします。
その場でバーっとしゃべってできた長い文章を、時間をおいて冷静に見れば、どこが無駄でどこをさらに広げるべきなのか見えてきます。
3000字ぐらいだった文章を、半分ぐらいの文字数に削れます。「編集者」的な思考回路をここで訓練できます。
自分が話をする練習になる
先ほど話したように、音声入力した文章は長くて無駄が多い「ブログの土台」です。私が言葉にしたものが、編集の対象になります。
自分の喋ったことが文字化されることによって、客観的に見ることができるので「あ、私『つまり』と言っておいて全然つまるところを喋ってない!」「あれ?同じこと3回も言ってるじゃん」「途中で道それてるー!」など、自分の話の下手さに気づくことができます。
黙ってパソコンに向かってアウトプットすることも大事ですが、話すこと自体のちょっとした訓練にもなるのではないかと思います。
どうせ、編集する前の下手くそな言葉は自分しか見ないので、どんどん訓練の場にしてやればいいと思います。
相変わらず私はまだしゃべることがうまくなりません(笑)。でも、話すことで自分の思考を整理することができるので、表現することの大事なステップだと思って作業しています。
音声入力は忙しい人、話し下手な人にうってつけ
これまで話してきたように音声入力のいいところは以下の3つです。
- パソコンがなくても短時間で文章を書ける
- 無駄を削ぎ落とす編集者になれる
- 自分が話をする練習になる
私は、お昼休みの時間と、会社から駅までの時間に音声入力をして、電車の中で編集をします。念のため帰宅してパソコンの画面でももう一度見て、手直しをして、サムネを準備すれば完了です。
帰宅して30分以内、家に着くまでに思うように作業ができなかった日でも、1時間ぐらいすればブログを投稿することができています。
「音声入力 っていってもどうせなかなか聞き取ってくれないとか、誤字が多いんだろう」と思って敬遠している人にもぜひ一度試してもらいたいです。
だいぶ性能が良いことに気づくはずです!なかなか捨てたものではありません。
コメントを残す